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マックス・ビル

マックス・ビル

Max Bill

マックス・ビル

マックスビルバウハウスで生活全般のデザイン化を学び建築・彫刻・画家・グラフィックデザインなど多分野で活躍したクリエーター。晩年にはバウハウスで教鞭にたち尊敬をこめて「バウハウス最後巨匠」と呼ばれている。奇をてらわず機能を徹底的に追及した必要最小限のデザインが現代モダンデザインの原点となっています。

Max Bill (マックス・ビル)

1908年スイスに生まれた彼は、チューリッヒの美術工芸学校にて彫金を学んだ後、ル・コルビジェの影響をうけモダン建築を志しました。その後ドイツに渡りデッサウのバウハウスにて創立者グロピウスやガディンスキーのもとデザインを学びました。全盛期のバウハウスで学んだ彼は、バウハウス最後の巨匠とも謳われています。バウハウスの理念「機能主義的造形」を継承した、ウルム造形大学の創設などに力を注ぎ、初代校長を務めました。デザイン界においても、プロダクト・グラフィック・建築・インテリアなど多岐にわたり活躍した他、彫刻家、画家としても知られ、理論家、評論家としても優れた実績を残しています。『今日"創作"というコンセプトは、流行になっていて、"デザインという言葉と同様に扱われている。機能というものはもはや"全ての機能の調和(創作により生み出されたもの)ではなくなっている。セールスプロモーションの軽薄さのものではなく。我々は今、原点にもどり、創作による機能を追究するのだ。』との言葉を残した彼。数学的真実に立脚した美を追求する具体芸術を提唱し、デザインにその哲学を実践していった、今日のデザイン史を作り上げたデザイナーの一人です。